鯨紀行

主に旅行記と、日々の思ったことを少々。

ビリヤニと日本の炊き込みご飯

唐突ですが、ビリヤニが好きです。

インド料理が全般的に好きです。スパイスの虜。その中でもここ数年はビリヤニが好きで、色々な店で食べたいと思っていたり。本当にここ1年ほどでかなり知名度が上がってきたのか、どこのインド料理店に行ってもビリヤニがメニューに並んでいます。ご存じない方に簡単に説明すれば、インドの炊き込みご飯。スパイスの香り豊かで見た目も綺麗な、特別な日に供されることが多いハレの日の料理です。

でも、ちょっと考えてみると、和食の炊き込みご飯も基本的にはハレの日の料理ではないだろうか。そして、その味やその見た目の良さも十分に物珍しいものではないだろうか。それにも関わらず、人は和食だというだけで普通かそれ以下の料理として見がちじゃないだろうか。ビリヤニに限らずピラフやパエリアがごちそうで、炊き込みご飯は普段食なのだろうか。

自分はどちらも楽しみたい。つまり、もっともっと「炊き込みご飯専門店」が現れても良いんじゃないだろうか。鶏しめじゴボウ、栗、釜飯チックなのも良い。それとあわせて、ビリヤニやパエリアなんかも同時に選べたらなお良い。

だいたいの炊き込みご飯は、大鍋でいっぺんに沢山作った方が美味しい。もし自分が料理を考える立場だったら、移動式の店舗でビリヤニと和食の炊き込みご飯だけを出すような店にするのはどうかと考えている。毎日それぞれ2種類ずつ。季節のものを取り入れたメニュー。付け合せはインドならライタ、日本ならひじきの煮つけはどうだ。

もっともっと、和食でもエスニックでも炊き込みご飯を楽しみたい。