八潮 カラチの空のマトンビリヤニ
八潮という地名は以前は全く知らない場所だったのだけれども、ビリヤニをいろいろと食べるようになってからいつしかその名前を聞くようになった。なんでも、現地の味がしっかりと再現されているビリヤニを出す店がいくつもあるとか。
ただ、いかんせん距離的に遠すぎて行くことは無いかなと思っていたのだけれども、なんとなく自転車でいろいろと走りたい衝動に駆られたので、八潮のその店を目的に行ってみた。
インド＆パキスタン料理となっているが、メインはパキスタン料理らしい。ビリヤニではなくニハーリやプラオも気になるところだったのだが、「マトンビリヤニもあるよ、オススメ」と云われてしまったのでやはりビリヤニを注文。
サラダに続いて出てきたのが、こちら。
ちょっと信じられないサイズの皿にいっぱいによそられて出てきた。盛りが良すぎますよ！
ビリヤニはシンプルながらスパイスの香りが重層的に広がり素晴らしい。バスマティライスはパラパラというよりはふわっふわ。そしてちょっとオイリーさも強めか。どうやったらこんな風に炊けるのかが不思議でならない。やってみるとこんな風ににはなかなか出来ないのがよく分かる。
マトンは少し小振りだが骨付きのものがゴロゴロ入っている。そしてアンズも２個ほど。いいアクセント。付け合せのライタをかけて変化をつけながら食べるのがまた良い。そういえば、ここのビリヤニはほとんど辛さが無くかなり控えめだった。だが、食べ進めていくと少しずつヒリヒリと蓄積されていく。このあたりの加減を自分で調整しながら食べるのが楽しかった。
こちらのお店、他の人の皿を見るとカレーもカラヒも同じようにかなり大きい。普通にお腹いっぱいになれる。また、この土地にはパキスタン人が多いのか、現地の人が客としてかなり頻繁にやってくる。店内もパキスタンの写真や衛星放送。ここは埼玉ではなくパキスタンだったのか……。まさに現地の店で食べている雰囲気になれました。
次はニハーリやカラヒィも食べてみたいですね。
しかし、ちょっと量が多すぎた。軽く胃もたれ気味に……。インド料理だと良くあることですけどね。
