鯨紀行

主に旅行記と、日々の思ったことを少々。

読了『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』/デイヴ・アスプリー (著), 栗原 百代 (翻訳)を読んだ。

著者は起業家ということでおそらく金が余っていたのだろう。あらゆるダイエット(食事式)と科学的計測と繰り返して、自分の体に何が起きるのかをつぶさに観察していった結果をまとめている。ある意味、眼から鱗的な発見の数々で、しかも結論として「お手軽に」食欲を抑えられ食事制限ができるとくれば、なるほどこれはヒットするだろうな、という印象だった。

著者は、自分の体調が改善されるのを受けて親しい他人にも勧めたら同じように効果があった、としている。でもこれはあまりサンプル数として多いとは思えないし、そもそもアメリカの事例だけでそれがそのまま日本人に通用するかというと、単純には行かないのではないかと思う。

ただし、様々な情報はとても有用で、何が良いか悪いかを計る一助にはなるでしょう。著者や訳者も結論で書いているように、厳密に従う必要は無いし自分の身体に相談して様々な方法でアレンジする必要がある、というのは全くその通りだと思った。

 

 

自分はインド料理が大好きで、先日もインド料理店に行ったがその帰りは結構身体が重くて消化器官に負担が掛かっているのがよく分かった。おそらく多めの油が原因なのだけれども、こうやって体の声を聞くことができれば、次からどうにか対処ができると思う。好き嫌いは無いのだけれども、それとは別に身体が受け付けないもの、受け付けにくいものはいくつかある。そういうのがわかってくると、結果的に健康な身体を維持していけるのではないかな。