鯨紀行

主に旅行記と、日々の思ったことを少々。

石垣の居酒屋 てっぺん

石垣島の最後の夜は、こちらにしました。

てっぺん

最近の石垣島は観光客がかなり多く、それに比例するように居酒屋、食事処の数もうなぎ登りなんだとか。しかしそれでも人気店は連日満員なので予約が欠かせない、とは地元の方のお話。アドバイスに従ってきっちり予約していきました。

 

まずはオリオンのドラフト。19時まではタイムサービスで安くなっているのも魅力的。このサッパリ感、沖縄の夜にはピッタリ。

 

サラダに続いて、ビールに合いそうなメニューということでテビチの唐揚げ。トロトロに煮込まれたテビチを、其所から更に揚げるなんて…。一瞬どうなのかと思ったが、食べてみたら納得。甘辛ソースとの相性も良く、もちろんビールとも。この旨さは癖になるな。

 

ジーマミ豆腐。もちもち感が楽しく、箸休めとしても、デザートとしても美味しい。不思議な一品。

 

で、そろそろ泡盛に切り替えて……。

 

刺身おまかせ盛り合わせはマグロ、ハマチ、アカマチ、ソデイカ、サバ、サーモン。中々のラインナップ。ソデイカはやわらかく甘味が強い。アカマチは歯ごたえが良くさっぱりしていてGood.

 

そして石垣牛握り。ここは1貫から頼めるのが一人客には嬉しい。たれと塩があるのでひとつずつでお願いした。

あ、ちょっと感動する美味しさ。柔らかいけど噛みごたえのある、しっかりした牛の味わい。じんわりと旨みが広がる。小ぶりではあるが、これは良い。しまったな、もっと頼めばよかった…。ラストオーダーが恨めしい。

とても大満足な内容なのに5000円。安い。一人客でも注文しやすいメニューだし、料理が出てくるのも早いので時間があまり無くても楽しみやすい。作りおきな部分もあるだろうけど、どちらかというと下拵えがしっかり出来ている感じ。料理のクオリティは良い。

店は活気に溢れているものの、そこまでうるさく感じない。スタッフの掛け声は男性女性ともに威勢がいいし、動きもテキパキ。料理の説明、サーブの仕方も丁寧だ。

良い店でした。ごちそうさま。