日本とアメリカの格差
ちょっと気になる2つの記事があった。
彼らが日本で豪遊できるワケ 「1900円のランチ?安いね」の現実
http://www.j-cast.com/kaisha/s/2015/10/29249153.html?p=2
この記事だけを見れば「まあ、シリコンバレーのような特別な空間にいる連中にはそれくらい当たり前か」と思ってしまうのだが、次の記事も合わせて考えてみると、ちょっと様子が異なるように思えた。
ワークライフバランスを取りやすい職業ベスト25
http://www.lifehacker.jp/2015/10/151030_%20worklife_balance.html
Glassdoor という会社が800万社の企業を調査した結果に基づいたランキングらしい。正直どこまで正確なものなのかは怪しいのではと思ったが、800万社というのが本当なら概ねその通りなのだろうと思う。
ランキングの結果に出てくる「平均基本給」で、自分が所属するIT関連の職業をピックアップしてみた。
- データサイエンティスト 11万4808ドル(約1380万円)
- UXデザイナー 9万1440ドル(約1100万円)
- ウェブデベロッパー 6万6040ドル(約790万円)
- ソフトウェアQAエンジニア 9万1440ドル(約1100万円)
- ソフトウェア・デベロッパー 8万ドル(約960万円)
なんだこれは。本当なのかと目を疑った。具体的な業務がわからないため何とも言えないが、そんなに一般的なイメージとはかけ離れていないと思う。そんなIT関連のいわゆるSEだろう人々の給料が、800万~1300万だという。日本で考えたら、400万~せいぜい1000万だろう。平均でこれなのだから、ちょっと優秀な人は余裕で1000万クラスなのではないか。しかもこれでワークライフバランスが良好と来ている。
いやはや驚いた。上を見たらキリが無いと思っていたが、どうやらそういう問題ではないらしい。海外に出れる人は出たほうが良いね、ホント。