ロングライド：富士吉田へ

吉田うどんを食べに、富士吉田まで行ってきました。

いえ、本当の目的はうどんを食べることだけではなかったのですが、結果的にはうどんを食べて帰ってきただけになってしまったというか。紅葉を見に行くという目的もありましたが、まだ少し早かったことと曇りがちの天気でそこまで綺麗には見えませんでした。

今回は本厚木から籠坂峠を超えての富士吉田入り。気温は当初12℃ほどで、予報では19℃まで気温が上がるとのことだったので、真冬ではないが寒さ対策もした装備で出発しました。しかし、何を勘違いしていたのか、河口湖周辺は標高1000mを超える高所。当然気温はそこまで上がらない。ついでに陽もかげっていて10℃そこそこだったようです。

登っている最中は良かったのですが、湖に到着したあとから寒さにやられ始めて身体が芯から冷えてしまったようです。どれだけ走っても、肝心のうどんを食べても体温が上がらず歯の奥がガチガチいいっぱなしでした。これには参った。今回は行ったことがなかった風穴などにも脚を運ぼうかと思ったのですが、この寒いのにさらに寒い風穴に行く理由もなくそそくさと帰ってきました。

とはいえ、うどんは美味かったです。今回訪れたのは「たけ川」というなかなかの人気店のようでした。吉田うどんらしさがしっかりと出ている素朴な麺に、煮干系のいい香りがふんだんに立ち上る出汁。黒い色の割には醤油味がきついということもなくむしろあっさり目です。

帰りに、これも寄ったことがなかった富士浅間神社の北口本宮へ。入り口から立ち並ぶ大きな杉の樹々に圧倒される雰囲気でした。正に異世界に入ったような、表の158号線の喧騒とは隔離されたような空間です。

といった結果になった走行距離166kmの久々のロングライド。帰り着いた時には体全体に疲労感が。しかしそれも筋肉の痛みというよりは、冷えたことによる寒気や身体が固まってしまったことによる影響という感じでした。特に背中まわりが酷いのは、荒れた路面で弾むバイクを抑えるために力を入れすぎていたからでしょう。

課題の多いロングライドになりました。